お知らせ

フィン

2020.09.29
フィンスイミング練習における注意事項について

プールは、衛生基準によって管理されている(遊離残留塩素濃度は 0.4mg/L 以上)こと から、プールでの感染(アデノウイルスやエンテロウイルス)を防止している。新型コロ ナウイルスもこれらの感染予防により不活化されると考えられる。

プールにおけるフィンスイミングの練習について、基本的には行政、各施設、団体等に おける規制に則り、実施可能であるが、道具を使用するスポーツであるという特性から、 以下の点について、とくに注意を喚起する。

  1.  原則として、個人所有の道具を利用し、他人との共有、貸し借りを行わない
  2. フィンを共有する場合は、必ず除菌のための作業を行う(アルコールによる消毒)
  3. ビート板についても使用者以外が触れることの無いよう注意し、共有する場合はアルコ ール消毒を行う
  4. スノーケルについては、各自が用意し、共有を禁止する ※スノーケルによる呼吸について スノーケルクリアにより排出される水は、口の中にある水ではなく、プールの消毒された水 である。またスノーケルクリアの際には、通常の水泳中の呼吸と同じように吐息が筒から排 出されるが、排出される向きが泳者の後ろであることから、通常呼吸よりもわかりやすいた め、近距離でクリアされた水を浴びないよう留意をすれば危険性は少ない ※なお、フィンスイミング競技に使用されるスノーケルのサイズは、内径 1.5~2.3cm、長さ は 43~48cm という規定があり、1 回のスノーケルクリアの際に排出されるプール水の量は、 計算上の最大量でも 200ml 弱(1.15×1.15×3.14×48=199.3272)となる

一般社団法人日本水中スポーツ連盟事務局