FINSWIMMING
フィンスイミングは、足ヒレを使用して水面・水中を進むスポーツです。
フィンには、ビーフィン(片足ずつ履く2枚フィン)と モノフィン(両足そろえて履く1枚フィン)があります。
ビーフィンは、クロールや背泳ぎなどと組み合わせると、推進力は30%アップするといわれています。
モノフィンは、イルカの足ひれのような形状をしており 推進力はビーフィンに比べてはるかに大きく、50メートルを13秒台、
競泳のクロールより、約1.5倍速いスピードを出すことが出来ます。 まさにイルカか人魚です。
現在では『第二のオリンピック』と呼ばれるワールドゲームズの正式種目の1つであり、
世界中で人気の高いスポーツです。
サーフィス(SF)
呼吸法としてシュノーケルを使用します。 スタート、ターンを除いて(スタート・ターン時15mまでは潜水可能) 身体の一部が水面から出ていなければなりませんが、 腕のかき方は自由です。 プールでの公認種目は25m、50m、100m、200m、400m、800m、1500mで、そのほかに海や湖等で行われるオープンウォーター競技のロ ングディスタンスもあります。
アプニア(AP)
アプニアは潜水競技です。距離は25mか50mのみで競います。呼吸をしないので、シュノーケルもつけません。14歳以上の選手から50mのアプニア種目には出場できます。
イマージョン(IM)
アプニアと同様に潜水競技ですが、スクーバ器材(空気ボンベ・レギュレーター使用)を使い水中を泳ぎます。 顔は水面に出せません。 距離は100m、400mです。
ビーフィン(BF)
ビーフィンを使用してクロールを泳ぎます。国内では、国際ルールに則った「CMASビーフィン」と 国内のフィンスイミング普及の為に行われている「Jビーフィン」があります。距離や使用可能な道具はそれぞれ異なりますが、Jビーフィンは道具の規定が緩く、気軽に参加できる種目です。
主な用具・服装
シュノーケル
ダイビング用のものとは違い、シュノーケル内部に入った水を吐き出すための弁がありません。競技で使われる専用のシュノーケルはサイズ・太さの決まりがあります。
モノフィン
フィンスイミングの中でもっともスピードの出るモノフィン。ブーツ部分はゴム製で、フィン部分はFRPが主流です。レースに出る選手はカーボン製を使用することもあります。
ビーフィン
水泳のトレーニングやダイビングなどで使われているビーフィン。モノフィンのようにFRP製やゴム製などがあり、形状やサイズも沢山の種類があります。
競技会の種類等
年齢区分と参加可能な競技について
呼称(国際ルール) | 国内呼称 | 年齢 | 参加可能種目について |
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シニア | シニア | 18歳以上 | 全て可能 |
ジュニア | ユース | 14〜17歳 | 全て可能 |
ジュニア | 〜13歳 | 全て可能 ※ただしアプニアは25Mに限る | |
マスターズ | マスターズ | 30〜34歳、以下5歳毎 | 全て可能 |
各種目 距離について(長水路)
種目 | 距離 |
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アプニア | 50M ※安全上、50Mアプニアには14歳以上の選手から出場できます。 |
サーフィス | 50、100、200、400、800、1500M リレー 4×50M mix(男女混合) リレー 4×100M リレー 4×200M |
イマージョン | 100、400M |
CMASビーフィン | 50、100、200、400M リレー 4×100M mix(男女混合) |
主な競技会
ワールドゲームズ | 第2のオリンピックといわれている4年に一度の最大級イベント |
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世界選手権 | 2年に一度行われるフィンスイミングの世界大会 |
ワールドカップ | 世界を転戦して行われ,合計の獲得点を競う大会 |
アジア選手権 | 大陸ごとに行われているアジア地域最大の大会 |
ワールドカップマスターズ | 29歳以上(マスターズ)の年齢区分毎に競われる国際大会 |
その他年齢別世界大会 | ジュニア・大学生の世界大会が行われている |
日本選手権 | 代表選手選考も兼ねて行われる国内で最も権威のある大会 |
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日本学生選手権 | 学校別に競う大学生の全国大会 |
ジャパンオープンマスターズ | 29歳以上(マスターズ)の年齢区分毎に競われる国内大会 |
その他各種オープン大会・記録会 | 当連盟への会員登録無しで参加可能なオープン大会等も行われている |